子どものスマホは親名義?子ども名義?|会社で決まる違いと選び方

子どものスマホって、親の名義で契約してもいいの?

子ども名義にしたほうが、あとから困らないのかな?
子どものスマホの名義は、選ぶ通信会社によってほぼ決まります。
とはいえ、あとから困らないか心配ですよね。
私は子ども名義と親名義の両方で契約した経験があります。どちらにもメリットとデメリットがあります。
契約後にこんなはずじゃなかった!と後悔しないために参考にしてください。
この記事では、たくさんあるスマホの通信会社から子ども向けに選びやすい主要6社を徹底比較。
名義の違いや手続き、支払い方法をまとめています。あとから名義を変えたい場合の注意点も紹介します。
結論|子どものスマホの名義は選ぶ会社でほぼ決まる

子どものスマホの名義は、契約する通信会社によって決まりがあります。
まずは、主な6社の違いを比べてみましょう。
| 会社 | 子ども名義 | 親名義で子どもが使う |
| 楽天モバイル | ◯ | ◯(割引対象外) |
| LINEMO | ✕ | ◯ |
| IIJmio | ✕ | ◯ |
| 日本通信SIM | ✕ | ◯ |
| ahamo | ✕ | ◯ |
| Y!mobile | ◯(店舗のみ) | ◯ |
楽天モバイルは、どちらの名義でも契約自体はできます。
ただし、最強こども割や最強青春割などの割引を適用するには子ども名義で契約する必要があります。
一方、LINEMO・IIJmio・日本通信SIM・ahamoは18歳未満の契約ができません。親名義で契約して、子どもを利用者として登録します。
Y!mobileは、申し込み方法によって名義が異なるのが特徴です。
オンラインは親名義ですが、店舗なら親権者の同意を得て子ども名義(中学生以上から)でも契約できます。(契約事務手数料はオンラインの方が安いのでオンライン契約がおすすめです。)

親名義、子ども名義、どちらか一方が正解とは限りません。
親名義と子ども名義の違い|手続き・支払い・割引を比較

親名義と子ども名義では、申し込みの手続きや使える割引が異なります。
主な違いを5つの項目で比較しました。
| 比較項目 | 子ども名義(楽天モバイル) | 親名義(LINEMO・IIJmioなど) |
| 子ども向けの割引 | 最強こども割が使える | なし |
| 申し込みに必要なもの | 子どもの楽天ID・法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書など | 親の手続きと子どもの情報の登録(子どもの本人確認書類が必要な会社も) |
| 支払い | 子ども本人か保護者名義のカード・口座 | 契約者(親)名義のカードなど |
| フィルタリング | 18歳未満は原則必要 | 18歳未満は原則必要 |
| 18歳以降の名義 | そのまま本人名義で使える | 会社によって名義変更の条件が異なる |
支払いは、どちらの名義でも親が負担できます。楽天モバイルなら、子ども名義でも保護者のカードや口座を登録できます。

子ども名義って手続きが面倒じゃない?
たしかに、未成年の名義になるので、手続きには「法定代理人同意書」や「子ども本人の楽天ID」が必要で多少手間もかかります。
ただ、あらかじめ準備しておけば手続きはスムーズです。
必要な書類と楽天IDの作り方は、以下の記事にまとめています。


子ども名義のメリットとデメリット|楽天モバイルで契約した筆者の場合

私は、長女のスマホを楽天モバイルで契約しています。
子ども名義で契約するメリットは、次の3つです。
- 最強こども割が使える
- 13歳からも最強青春割で割引が続く
- 18歳以降も名義変更がいらない
メリット①|最強こども割が使える
楽天モバイルは、12歳までの子ども本人が契約すると最強こども割が使えます。
3GBまでの料金は次のとおりです。
- 通常1,078円から440円引きの月638円
- さらに最強家族割も使うと、月528円
子どものスマホ利用は3GBあれば十分だと感じています。
なお、18歳未満はあんしんコントロール(月550円・3か月無料)の契約が原則必要です。
メリット②|13歳からも最強青春割で割引が続く
最強こども割を適用していれば、13歳になる月から自動で最強青春割の対象になります。
改めての手続きはいりません。
最強青春割の内容は次のとおりです。
- 22歳まで対象
- 毎月110円引き
- 3GBまでの料金は、最強家族割も使うと月858円
つまり、一度割引適用の手続きをしてしまえば、あとは何もしなくても割引が引き継がれます。
メリット③|18歳以降も名義変更がいらない
子ども本人の名義なので、18歳になっても名義を変える手続きはいりません。
親名義の会社は、子どもの名義に変えるときに別の手続きが必要です。
また、通信会社の中には名義変更ができない会社もあります。会社ごとの条件は、「名義はあとから変えられる?」でまとめています。
デメリット|子ども本人は買い替え超トクプログラムに申し込めない
楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」は、18歳以上の人しか申し込めません。
使いたいときは、親の名義でスマホだけを申し込みます(回線なしで申し込める一部の製品のみ)。
長女のスマホは、親のお下がりを使っています。
公式>>https://network.mobile.rakuten.co.jp/
親名義のメリットとデメリット

親名義で契約するメリットは、次の2つです。
- 子ども名義で契約できない会社でも持たせられる
- 子どもの楽天IDや同意書がいらない
メリット①|子ども名義で契約できない会社でも持たせられる
親名義なら、子ども本人の名義では契約できない会社も選べます。
LINEMO・IIJmio・日本通信SIM・ahamoは、18歳未満の名義で契約できません。
親名義なら請求の通知が親に届くので、料金を管理しやすい点もメリットです。
メリット②|子どもの楽天IDや同意書がいらない
親が契約者になるので、楽天モバイルのような子どもの会員登録や法定代理人同意書はいりません。

親名義なら、子どもの書類はいらないの?
親名義でも、子どもの本人確認書類が必要な会社があります。
親名義で契約する場合は、子どもが使うことを申し込み時に入力します。
通信会社によって、登録方法が異なります。
- LINEMO:「使用者」の欄に子どもの情報を入力
- IIJmio:利用者の欄で「契約者本人以外」「子」を選ぶ
- 日本通信SIM:申し込みで「18歳未満の利用」を選ぶ
- ahamo:「利用者」に子どもの情報を入力
- Y!mobile:「使用者」に子どもの情報を入力
難しい操作はありません。
申し込み時に子どもが使うことを登録すると、フィルタリングなどの案内が表示されます。
デメリット①|最強こども割が使えず、名義変更の手間がある
楽天モバイルを親名義で契約すると、最強こども割は使えません。
また、子ども本人の名義にしたいときは、名義変更の手続きが必要です。
日本通信SIMのように、名義変更ができない会社もあります。
デメリット②|支払いは契約者名義のカードになる
親名義で契約する場合は、支払いも契約者である親の名義が基本です。
- LINEMO:契約者名義のクレジットカードか口座
- IIJmio:契約者名義のクレジットカード
- 日本通信SIM:契約者名義のカード
- ahamo:契約者名義のクレジットカードか口座
- Y!mobile:契約者名義のほか、家族名義も可(同意書が必要)
Y!mobile以外の4社は、契約者と支払い名義が違うと登録できません。

夫婦のどちらのカードで払うかを先に決めて、カード名義の親を契約者にすると迷いません。
親名義と子ども名義どっちを選ぶ?家庭のタイプ別

親名義と子ども名義で迷ったら、まずは子どものスマホの使い方から選ぶのがおすすめです。
家庭のタイプ別に、向いている通信会社をまとめました。
| 会社 | こんな家庭 | 名義 |
| 楽天モバイル | 3GB以内で使い、子ども向けの割引を受けたい | 子ども名義 |
| LINEMO | LINEのトークや通話をよく使う | 親名義 |
| IIJmio | 中古スマホを予算に合わせて選びたい | 親名義 |
| 日本通信SIM | 連絡やGPSが中心で1GBあれば足りる | 親名義 |
| ahamo | 大容量のデータ通信を使う | 親名義 |
| Y!mobile | 家のネット回線とセット割で節約したい | 親名義 (オンラインがおすすめ) |
【楽天モバイルについて】
子ども向けの割引があることに加えて、Rakuten Linkでの通話料無料が大きな強みです。使ったデータ量で料金が自動で決まるので、プラン変更の手間がありません。
【LINEMOについて】
LINEのトークや通話はデータ使用量に数えられないので、家族との連絡でデータを気にせず使えます。ソフトバンクのオンライン専用ブランドなので、ソフトバンクと同じ回線を使えます。
【Y!mobileについて】
SoftBank 光やSoftBank Airとセットにすると、毎月のスマホ代が安くなります。全国にショップがあるので、困ったときに店頭で相談できるのも心強いです。

どの通信会社にするのか迷ったら、使い方や目的から通信会社を選ぶのがいいですよ。
名義はあとから変えられる?18歳からの手続き


子どもが社会人になるとき、名義って変えられるの?
親名義から子ども名義への変更は、通信会社によって条件が異なります。
各社、名義変更の条件
18歳になったときや就職したときに、本人名義へ変更したい家庭もあると思います。主な6社の名義変更についてまとめました。
| 会社 | 親から子への変更 | 条件 |
| 楽天モバイル | ◯ | my 楽天モバイルから手続き。手数料0円 |
| LINEMO | ◯ | 18歳以上。親と子の両方が譲渡の手続きをする |
| IIJmio | ◯ | ギガプランのみ。18歳以上。手数料1,100円 |
| Y!mobile | ◯ | 親子で店舗に行く。手数料4,950円 |
| ahamo | △ | 契約時に登録した利用者が成人したときのみ |
| 日本通信SIM | ✕ | 名義変更は原則できない |
乗り換えるときは名義をそろえる
他社から乗り換える場合は、契約者の名義に注意が必要です。
乗り換える手続きには、同じ名義での申し込みが必要だからです。
名義がそろっていないときは、先に今の会社で名義を変えてから乗り換えます。
ただし楽天モバイルショップなら、今の契約者と名字か住所が同じ場合、乗り換えと名義変更を同時にできます。
来店時は、専用の委任状が必要です。
よくある質問

Q. 子ども名義のスマホの料金は親も確認できる?
楽天モバイルなら、親のスマホからも料金やデータ使用量を確認できます。
子どもの楽天IDで、Web版のmy 楽天モバイルにログインするだけです。
Q. 子ども名義でも親のクレジットカードで払える?
楽天モバイルなら、保護者名義のクレジットカードで支払えます。
保護者名義だけでなく、子ども本人の口座も登録できます。
Q. 申し込みに子どもを連れて行く必要はある?
楽天モバイルやY!mobileで子ども名義を店頭で申し込むときは、子どもも一緒に店舗へ行きます。
オンラインで申し込むなら、子どもと一緒にいるタイミング以外でも申し込みはできます。
自宅で好きなときに申し込めるオンラインがおすすめです。
申し込みの流れは、注意点や実際の画面つきで次の記事にまとめています。申し込み方法が不安な方は参考にしてみてください。
Q. 親名義で楽天モバイルを契約してしまった。最強こども割は使える?
親名義のままでは、最強こども割は使えません。子どもが12歳以下なら、契約者を子どもに変える手続き(譲渡)をすれば使えます。
手続きはmy 楽天モバイルからで、手数料は0円です。
準備するものは次の3つです。
- 子どもの楽天ID
- 子どもの本人確認書類
- 法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書
手順は次のとおりです。
- 親がmy 楽天モバイルの「各種手続き」から「契約者変更(譲渡)」を選び、子どもの情報を登録する
- 発行されたURLを開き、子どもの楽天IDでログインする
- 子どもの情報を確認し、本人確認と同意書の提出をする
- 支払い方法を選んで申し込む
- 「譲渡完了のお知らせ」のメールが届いたら、子どもの楽天IDでRakuten Linkにログインする
- Rakuten Linkアプリ内のmy 楽天モバイルで「適用する」をタップする
18歳未満の子どもへの譲渡では、あんしんコントロールの契約と、親権者の情報の入力も必要です。
本人確認をスマホで済ませれば、手続きは最短1日程度で終わります。
まとめ|子どものスマホは名義より使い方で選ぼう

子どものスマホは、名義だけでなく使い方に合う通信会社を選ぶことが大切です。
- 楽天モバイルは子ども名義で、最強こども割が使える
- LINEMO・IIJmio・日本通信SIMなどは親名義
- 親から子への名義変更は会社によって条件が異なる
これから子どものスマホを申し込む方は、次の順番で確認してみてください。
- 子どもの使い方を考える
- 使い方に合う会社を選ぶ
- 名義に合わせて必要なものを準備する
別記事では、小学生におすすめの格安SIM12社と、目的別の選び方もまとめています。気になる方はぜひ参考にしてください。


