【子ども向け】スマホを電話とLINEだけで使う方法とおすすめ格安SIM5選


子どもにスマホを持たせたいけれど、電話とLINEだけで使う方法はある?

シンプルに使いたい場合のおすすめのキャリアは?
子どもにはできるだけシンプルに持たせたいけど、どうしたらいいんだろう?そんなふうに悩む家庭も多いですよね。
実は、iPhoneやAndroidには、電話とLINEだけで使えるように制限する方法があります。
- iPhone・Androidで電話とLINEだけに制限する方法
- シンプルに使いたい方向けのおすすめキャリア5選
をわかりやすく紹介します。
「最低限の連絡手段だけでスマホを持たせたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
電話とLINEだけにする方法(iPhone編)
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iPhoneには、標準で利用できる制限機能が備わっており、電話とLINEだけを使える状態にすることが可能です。
ここでは、具体的な設定方法をわかりやすく解説します。
必要なもの
- 保護者の端末:iPhone/iPad/Mac
- 子ども端末:iPhone
- AppleID:(親用・子ども用)
- 利用する機能:ペアレンタルコントロールとスクリーンタイム
13歳未満の場合は、保護者がファミリー共有内で子ども用AppleIDを作成する必要があります。
設定手順
- 保護者の端末で「設定」→AppleID名→「ファミリー共有」→「ファミリーを設定」
- 「お子様用アカウントを作成」をタップ
- 子ども用AppleIDを作成し、必要な情報を入力
- 「スクリーンタイムをオンにする」をタップ
- コンテンツ制限で年齢を設定(LINEを利用する場合は12+に設定)
- 「承認と購入のリクエストは有効です」を続ける
- 「ペアレンタルコントロールロック」パスコードを設定
- 「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」
- 「許可されたApp」で不要なアプリの許可を外す
不要なアプリは事前にアンインストールしておくとより安心です。
設定完了後は、新しいアプリを追加する際に必ず保護者の承認が必要になります。

無料アプリも有料アプリも承認依頼が届くため、「勝手にゲームやSNSを追加された!」という心配はありません。
注意事項
13歳未満は自分でAppleIDを作成できないため、必ず保護者がファミリー共有内で作成しましょう。
AppleIDはGmailアドレスでも作成可能です。

私はGmailでAppleIDを作成しました。Googleサービスとの連携がしやすくおすすめです。
また、LINEのApple Store上の利用推奨年齢は12+です。利用は保護者の判断で設定しましょう。
電話とLINEだけにする方法(Android編)
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Androidスマホでも、無料で利用できる保護者向けの制限機能を使えば、電話とLINEだけの利用に制限することが可能です。
ここでは、Googleファミリーリンクを使った設定方法を解説します。
必要なもの
- 保護者の端末:Android/iPhoneどちらもOK
- 子どもの端末:Androidスマホ
- Googleアカウント(親用・子ども用)
- 利用する機能:Googleファミリーリンク
13歳未満の場合は、保護者がGoogleアカウントを作成し、ファミリーリンクで管理する必要があります。
設定手順
- 保護者用、子ども用のGoogleアカウントを作成
- 親のスマホに「Googleファミリーリンク」アプリをインストール
- アプリにログインし、「お子さまを追加」をタップ
- 子ども用スマホの初期設定へ進む
- 子どものスマホにLINEをインストール
- 不要なアプリは事前にアンインストール
- 親のファミリーリンクアプリから「利用時間」→「利用時間の制限」を設定
- 「アプリの利用制限」から電話とLINE以外を「ブロック」に設定
これで、電話とLINEのみ利用できる状態になります。
設定完了後は、新しいアプリを追加する際に必ず保護者の承認が必要になります。

無料アプリも有料アプリも承認依頼が届くため、勝手にアプリが追加される心配はありません。
注意事項
親のGoogleアカウントに紐づいた子ども用アカウントを作成しましょう。
制限しても、ブロックできないアプリ(GoogleアプリやPlayストアなど)もあります。必要に応じて、1日の利用時間や就寝時間も合わせて設定するとより安心です。
電話とLINEだけにするメリット

子どものスマホは、最初から機能をたくさん使えるようにするとトラブルや使いすぎの原因になりがちです。
私は、まずは電話とLINEだけに制限したシンプルな状態でスタートし、子どもと一緒にスマホの使い方を学びながら、徐々に使える機能を増やすのが良いと思っています。

スマホデビューに迷ったら、まずは「電話とLINEだけ」のシンプルな運用がおすすめです。
スマホの使いすぎ防止になる
スマホにはゲームやSNS、動画など時間を忘れてしまうようなアプリがたくさんあります。
ですが、電話とLINEだけに制限すれば、そもそも長時間スマホを触る理由がなくなるため、使いすぎ防止につながります。
また、ルールを決めやすいのもメリットです。
「連絡だけに使う」というシンプルなルールなら、子どもも理解しやすく、親としても管理がしやすいです。
最低限の連絡手段は確保できる
電話とLINEさえ使えれば、緊急時や日常の連絡に必要な最低限の機能は十分です。
「今どこにいる?」「帰りが遅くなる」など、必要な連絡が取れるだけで安心感が大きく違います。
また、LINEのビデオ通話を使えば、顔を見ながら会話できるので、子どもが外出先でも安心してやり取りできます。

私も実際、用事が思ったより長引いてしまった時に、子どもへ「あと〇〇分くらいかかりそう」と連絡を入れたところ、「待ってるね!」とすぐ返信があり、やり取りできたことで安心につながりました。
子どもの居場所もわかる
電話とLINEだけに制限しても、子どもの居場所を確認できます。
iPhoneなら「探す」アプリ、Androidなら「Googleファミリーリンク」を使えば、保護者の端末から子どもの現在地を確認できます。

我が子も遊びに行くときはまめに連絡をくれないことがありますが、こうした機能で居場所をすぐ確認できるのは、親として大きな安心につながります。
子どものスマホトラブルを減らせる
電話とLINEだけに絞ることで、ゲームやSNSによるトラブルを大幅に減らせます。
シンプルな使い方をすることで、子どもも安心してスマホを使え、親も見守りやすくなります。
通信費を抑えられる
電話とLINEだけに使い方を絞ることで、不要なアプリの通信量を大幅にカットできます。
ゲームや動画視聴、SNSの利用が減るため、データ容量を節約しやすくなり、結果として通信費を抑えることが可能です。
特に格安SIMを使う場合は、低容量プランでも十分にまかなえるため、家計の負担軽減につながります。
電話とLINEだけで使う場合のおすすめキャリア5選

電話とLINEだけで使いたい方におすすめのキャリア(格安SIM)を紹介します。
たくさんのキャリアがありますが、シンプルな使い方に向いている5社を比較しました。
料金や通話し放題、LINE使い放題の有無など、特徴が異なるので、使い方に合ったキャリアを選びましょう。
選び方
結論:電話とLINEを使う場合は「音声SIM」を選びましょう。
SIMカードには主に3種類ありますが、電話番号での発着信やLINEの利用には音声SIMが必須です。
音声SIM ←一択です
データSIM
SMS付データSIM
電話もLINEも使いたいなら、音声SIM一択です。

データ量も選ばなきゃいけないよね。どのくらいにすればいい?

まずは低容量から選んでOK。1GBは余裕がなさすぎるので、3GBあたりがちょうどいいかなと思います。
足りなければ後から容量追加やプラン変更もできるので、まずは小さく始めて様子を見るのが安心です。
5社比較(音声SIMの料金比較)
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それぞれ特徴が異なるため、ご家庭に合ったキャリアを選びやすいです。
1GB・3GBで使うなら、日本通信SIMが最安です。
5GBで考えているなら、IIJmioがおすすめ。

LINEでの連絡がメインならLINEMO、コスパなら日本通信SIMやHISモバイル、通話をよく使う方は楽天モバイル、で考えると選びやすいです。
厳選5社を徹底解説

ここからは、先ほど紹介した5社をさらに詳しく比較していきます。
料金プランや基本情報はもちろん、低容量プランが充実しているかも大事なチェックポイントです。
各社の特徴と「どんな家庭に向いているか」をわかりやすくまとめたので、比較した後にもう一度読み返すことで、選びやすくなるはずです。
(通信速度はみんなのネット回線速度を参考に記載しています。)
LINEMO(ラインモ)
- 初期手数料なし(8/20からあり)
- 平均ダウンロード速度121.35Mbps
- eSIM対応
- 端末販売なし
- データ繰り越しなし
プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
LINEMOベストプラン | 3GB〜10GB | 990円〜2,090円 |
LINEMOベストプランV | 30GB(5分かけ放題付) | 2,970円 |
LINEをメインの連絡手段にしたい家庭向け
LINEMOは、3GBのプランが最安ではありませんが、LINEの対象サービスが通信量ゼロで使い放題(LINEギガフリー)という大きな強みがあります。
どれだけLINEを使ってもデータ容量が減らないので、親としても安心。子どもが通信量を気にせずLINEを使えるのは大きなメリットです。
- LINEトーク(画像・動画の送受信含む)
- LINE音声通話
- LINEビデオ通話
- 各トーク内のアルバム・ノートの表示・編集
- LINE VOOMの表示・投稿・シェア(アプリからの利用)
LINEのメッセージや通話はどれだけ使ってもデータ容量を消費しないので、管理がとてもラクです。
通信速度が安定
また、LINEMOは低価格ながらも時間帯による通信速度の低下が少なく、1日を通して快適に使える点も魅力です。
他の格安SIMと比較しても、通信が混雑する時間帯でも速度の低下をほとんど感じませんでした。
使い勝手も通信速度も妥協したくない家庭におすすめできます。
「電話とLINEだけ」からスタートし、将来的に使う機能が増えた場合でも、対応できるため、ダントツでおすすめできる格安SIMです。

LINEMOはLINE使い放題が魅力!LINEをよく使う方にはメリット大です。現在、お得に始めるためのキャンペーンがあるのでぜひチェックしてみてください。
(この情報は2025年7月22日時点のものです)
◆LINEMOでは、【LINEMO週穫祭】を開催しています。毎月・毎週変わるキャンペーンなのでぜひチェックしてください。
月替りキャンペーンとして「LINEMO週穫祭 真夏の推し活大量作キャンペーン」を実施中。専用フォームからの応募で豪華景品が抽選で当たります。
7月週替りキャンペーン第4弾をスタート!「のりかえ対象!PayPay増額キャンペーン」として他社からの乗り換えで契約の場合、通常特典に加えて期間限定のPayPayポイント特典をプレゼント。(8月3日まで)
◆ベストプランご加入者限定>>5分以内の通話かけ放題オプションが550円→0円、通話し放題オプションが1,650円→1,100円 LINEMO契約から7ヶ月目までお得に使えます。
◆ベストプランVご加入者限定>>通話し放題オプションが1,100円→550円 LINEMO契約から7ヶ月目までお得に使えます。
\LINE使い放題で子どもにおすすめ/
楽天モバイル
- 初期手数料なし
- 平均ダウンロード速度83.25Mbps
- eSIM対応
- 端末販売あり
- データ繰り越しなし
プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
Rakuten最強プラン | 〜3GB | 1,078円 |
〜20GB | 2,178円 | |
〜無制限 | 3,278円 |
通話もデータも気にせず使いたい家庭向け
楽天モバイルは、一つのプランで低容量から無制限までカバーしているのが最大の特徴です。お子さんの成長に合わせてデータ使用量が増えても、プラン変更の手間が不要。
「データが足りない!」と心配する必要がありません。
月によって使う量が変動しても、自動で使った分だけの請求になります。
「まずは3GB以内で」とシンプルな使い方から始め、利用量が増えてもプランはそのままで無制限まで対応できるので、管理がとてもラクです。
通話アプリ「Rakuten Link」で通話し放題
楽天モバイルには、通話アプリ「Rakuten Link」があり、これを使えば国内通話がかけ放題(固定電話・他社キャリア問わず)になります。
LINEの友だち登録していない相手でも、Rakuten Linkアプリを使えば電話番号での発信も無料。
通話をよくする方は、LINEと使い分けることで通話料ゼロで運用できます。
学割や家族割も適用可能
さらに、家族割や学割も利用可能です。
家族がすでに楽天モバイルを使っている場合や、兄弟での利用を考えている場合はさらにコスパがよくなります。

学割も家族割も使えるというのは、かなりお得!3GBで抑えられれば今回比較した中で最安料金で利用できます。
(この情報は2025年8月1日時点のものです)
楽天モバイルをお得に契約したい方は「最強こどもプログラム」の活用がおすすめです。スマホデビューをお得にスタートできるチャンスです。
公式サイトから申し込みで「楽天モバイル初めて申し込みで最大20,000ポイント進呈」キャンペーンをスタート!
期間限定なのでぜひチェックしてみてください。
日本通信SIM
- 初期手数料あり
- 平均ダウンロード速度59.98Mbps
- eSIM対応
- 端末販売なし
- データ繰り越しなし
プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
合理的シンプル290プラン | 1GB | 290円 |
合理的みんなのプラン | 20GB(かけ放題付) | 1,390円 |
合理的50GBプラン | 50GB(かけ放題付) | 2,178円 |
シンプルにコスパ重視で使いたい家庭向け
日本通信SIMは、低容量プランの料金が格安なのが最大の特徴です。
1〜3GBの小容量プランがとても安く、電話とLINEだけのシンプルな使い方に最適です。
ドコモ回線を利用しているため、全国的に安定した通信エリアで使えるのも安心ポイント。
また、通話オプションも必要な分だけ選べるため、無駄なく契約できます。
最低限の機能だけに厳選したシンプルなサービス設計なので、余計な機能やオプションが不要な方にもぴったりです。
「通信費をできるだけ抑えたい」「とにかくシンプルに使いたい」という家庭におすすめです。
HISモバイル
- 初期手数料あり
- 平均ダウンロード速度63.72Mbps
- eSIM対応
- 端末販売あり
- データ繰り越しなし
プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
自由自在2.0プラン (音声通話) | 100MB | 280円 |
1GB | 550円 | |
3GB | 770円 | |
7GB | 990円 | |
10GB | 1,340円 | |
20GB(6分かけ放題付) | 2,090円 | |
30GB(6分かけ放題付) | 2,970円 |
端末セットでお得にスマホを持たせたい家庭
HISモバイルは、1GB〜の低容量プランが非常に安いのが大きな特徴です。「電話とLINEだけでいい」というシンプルな使い方にぴったりのプランになっています。
また、ドコモ回線を利用しているため、通信エリアも安心。日本通信SIMと比べて大きく違うのは新品〜中古スマホのセット購入が可能な点です。
「お下がりスマホがない」「端末とセットでコスパよく用意したい」という家庭にぴったりの選択肢です。
さらに、1GBのプランを契約していても、利用量が100MB未満なら280円に自動調整されるため、ほとんど使わない月があっても安心です。
「端末もまとめて安く揃えたい」「子どものスマホデビューを低コストで始めたい」という家庭に特におすすめです。
IIJmio(アイアイジェイミオ)
- 初期手数料あり
- 平均ダウンロード速度53.49Mbps
- eSIM対応
- 端末販売あり
- データ繰り越しあり
プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
ギガプラン | 2GB | 850円 |
5GB | 950円 | |
10GB | 1,400円 | |
15GB | 1,800円 | |
25GB | 2,000円 | |
35GB | 2,400円 | |
45GB | 3,300円 | |
55GB | 3,900円 |
プランの自由度を高く運用したい家庭向け
IIJmioは、2GB〜55GBまで幅広いプランに対応し、自由度の高さが魅力です。さらにデータ繰り越し機能やシェア機能があり、家族でデータ容量を無駄なく使えるのも大きなメリット。
「まずは2GBから」とシンプルに始め、子どもの成長や使い方に合わせて柔軟に見直せるので、長期的な運用に向いています。
高速データ通信のON/OFFが可能
ワンタップで高速通信と低速通信の切り替え可能な点もIIJmioの大きな特徴です。データ容量を消費したくないときは「低速通信」に切り替えてデータの節約が可能。低速通信(最大300kbps)でもLINEのやりとりや居場所確認は問題なく使え、データ消費を抑えたいときに重宝します。
必要なときだけ高速通信に切り替えられるため、コスパと利便性を両立したい家庭にぴったりです。専用アプリから簡単にON/OFFができるから便利に使えます。
まとめ:シンプル運用のコツ
子どもにスマホを持たせるときは、最初は「電話とLINEだけ」に制限してシンプルに使わせるのが安心です。
iPhoneなら「スクリーンタイム」、Androidなら「Googleファミリーリンク」を使えば、無料で簡単に設定できます。
また、キャリア選びでは使い方にあったプランを選ぶことが大切。
「どう使いたいか」から逆算して選ぶと失敗しません。

まずは、低容量プランでスマホデビューし、子どもの成長や利用状況に合わせて見直すのがおすすめです。
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