【日本通信SIMレビュー】子どもにも使える?|実際に使ってわかった本音と注意点を解説

「小学生の子どもにスマホを持たせたいけれど、日本通信SIMどうかな。」
「安いけどちゃんと使えるのかな?」
そんなふうに感じていました。
使ってみると、細かい気になる点はあるものの、トータルで大満足できるキャリアでしたので実際の写真をたっぷり使って、感じたことをお伝えしたいと思います。
実際、私自身子どもにスマホをもたせる前に
「まずは自分で納得できる格安SIMを使ってみよう」
と思い、日本通信SIMを選びました。
この記事では、親である私が日本通信SIMを使って感じたことをもとに、子どもにおすすめできる理由や注意点をわかりやすくお伝えします。
日本通信SIMを検討している人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
日本通信SIMを実際に使ってみた感想!

私は日本通信SIMを実際に半年使ってきました。
日本通信SIMを子どもにもおすすめできるのか、親としての目線も交えて、正直に感じたことをお話します。
まず素直な感想としては、
「この金額でこんなに便利に使えるの?」
「日常使いにちょうどよくて、無駄がない」
と、本当に満足できるキャリアだと感じました。
日本通信SIMはコストも機能もちょうどよく、スマホを持ち始めたばかりの子どもにこそ、ぴったりの選択肢だと思います。
- 家計への負担が軽い
- シンプルなアプリで使いやすい
- チャットの返答が早くてびっくり
- 使いすぎを防げるプランで安心
さらに、日本通信SIMはドコモ回線を利用しているため、電波も広範囲で安定。
私自身、地方への帰省でも問題なく使えました。

通話品質も大手キャリアと大きな差を感じたことはありません。
実際に使ってみてここが良かった!日本通信SIMのよい点

日本通信SIMを使ってみて感じた、「ここが良かった」と思った点をピックアップしました。
それぞれ、詳しくご紹介します。
家計の負担を抑えられる
まず感じたのは、「月々の料金負担がグッと軽くなった」ことです。
大手キャリアは、
- データ量が多すぎる
- 通信速度が必要以上に高速
- 月額料金は4,500円以上が一般的
…というように、子どもにとって「オーバースペック」なことが多く、結果として料金が高くなりがちです。
一方で日本通信SIMは
- 必要な分だけデータを選べて
- 日常使いに十分な速度で
- 月額290円から利用可能
毎月のスマホ代が大幅に下がり、家計にとっても助かっています。

格安でも「ちゃんと使える」安心感があります。
シンプルなアプリで迷わず使える
日本通信SIMのアプリは、とにかく操作がシンプルで見やすいのが特徴です。



すべてアプリ内で完結します。
「どこから手続きするの?」と迷うことがなく、スマホ操作に慣れていない保護者の方でも安心です。
また、困ったときにはチャットサポートも利用できるので、実店舗がなくても不便は感じませんでした。

店舗がなくてもこれなら安心。
日本通信SIMのアプリでは以下の項目が確認できます。


通話年月日、通話開始時間、電話番号、通話時間、通話料金の確認ができます。

過去15ヶ月分の請求明細を確認できます。
画面はシンプルで直感的に操作できるため、スマホ操作に不安のある保護者の方でも安心です。
チャットの返答が早くてわかりやすい
わからないことがあり、初めて問い合わせをしました。
すると、すぐ確認していただき3分で返答が返ってきました。(しかもわかりやすい)

店舗サポートがない分、チャットサポートがどんな感じなのか気になる方もいると思いますが、わかりやすく説明してくれるので困ったときも安心です。

迷ったときはチャットサポートを利用できます。
使いすぎを防げるプランで安心
日本通信SIMは、データの使いすぎを防げる設計になっています。
契約したデータ容量を超えると自動的に低速通信へ切り替わります。低速時でもテキストメッセージのやりとりは可能なので、最低限の連絡手段は確保できます。
たとえば、1GBのプランを契約して、その容量に達したとしても、追加料金はかからず低速通信へ切り替わります。
YouTubeの見すぎやSNSの使いすぎなどを防ぐことができます。
さらにアプリ上で「基準データ量」を設定できる機能もあります。「毎月3GB以内に収めたい」といった目標を立てて、使用状況を把握しやすくなります。設定は最大50GBまで可能です。


使い放題じゃないからこそ、「使いすぎ防止」にちょうどいい。
実際使って気になった点|もう少し改善してほしいところ

ここからは、使っていてちょっと気になるな・・・。と思った点を紹介します。
これさえ理解しておけば後悔しません!
通信速度は時間帯に注意が必要

実際に使っていて唯一気になった点は、お昼の時間帯(12〜13時)と夜の時間帯(18〜19時)の通信速度の低下です。
通信が混み合う時間帯は、低速通信になります。
Webページの読み込みや動画の視聴にやや時間がかかることがあります。
ただし、通話には影響がなく、お昼の時間帯にかかってくることの多い保育園などからの連絡も問題なく受けられています。
実際の速度結果
実際の通信速度を計測してみました。
- メッセージの送受信:1Mbps
- ウェブサイト、SNSの閲覧:10Mbps
- 動画の視聴(標準画質):3Mbps
- 動画の視聴(高画質):5Mbps以上
下り | 7:00 | 8:00 | 10:00 | 12:00 | 13:00 | 16:00 | 17:00 | 18:00 | 19:00 | 20:00 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平日 | 33.5 | 23.6 | 62.3 | 2.68 | 66.5 | 45.6 | 64.0 | 1.35 | 2.15 | 45.3 |
土日 | 67.0 | 76.5 | 52.7 | 25.5 | 1.93 | 26.2 | 34.2 | 17.9 | 67.7 | 51.2 |
こんな日もあります
平日の12時台は1以下の日もあります。

通信速度の注意はあるものの、子ども用として考えれば十分な性能です。
ただし、通信速度を重視するご家庭は、他の格安SIMも検討してみるといいでしょう。
たとえば、LINEMOは混雑する時間帯でも安定して使うことができます。お子さんの利用時間やご家庭の使い方に合わせて、最適な格安SIMを選びましょう。
日本通信SIMのメリット

ここまでは日本通信SIMを使った個人的な感想を正直にレビューしました。
ここからは、日本通信SIMを他のキャリアと比べて感じたメリットをポイントごとに紹介します。
日本通信SIMって名前は聞いたことあるけど…大手キャリアと何が違うの?そんなふうに思う方も多いかもしれません。
日本通信SIMを他社と比較した場合の魅力を伝えたいと思います。
順に解説します。
月額290円〜!格安プランが魅力
まず注目すべきは、1GBで月額290円という圧倒的な安さ。
プラン情報はこちらです。
プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
合理的シンプル290プラン | 1GB | 290円 |
合理的みんなのプラン | 20GB(かけ放題付) | 1,390円 |
合理的50GBプラン | 50GB(かけ放題付) | 2,178円 |
日本通信SIMのプランの特徴は機能を厳選していること。

無駄なく選べるのがポイントです。
ただし、「月額290円」でおさえるには、Wi-Fi環境が整っていることが前提になります。
動画の視聴やアプリのダウンロードをモバイル回線で行うと、あっという間に1GBを超えてしまいます。
- 動画視聴:1〜2時間程度で上限に到達
- 家のWi-Fi中心の利用で問題なし
外出先での利用が多い場合や、Wi-Fi環境のない方には向きません。
解約金ゼロでいつでも解約OK
日本通信SIMは、最低利用期間の縛りや解約金が一切なし。
最低利用期間や契約期間の縛り、解約金、違約金はございません。
子どもが成長するにつれて使い方が変わったり、プランが合わなくなったりすることもあります。
そんなときでも、気軽に見直しや乗り換えができるのは安心ですね。
日本通信SIMのデメリット

日本通信SIMのデメリットを紹介します。デメリットも把握しておけば、これから契約する方も日本通信SIMで後悔しにくいはずなので、ぜひチェックしてみてください。
店舗サポートはなし。でもアプリとチャットで安心
日本通信SIMには実店舗でのサポートはありません。
ですが、その分コストを抑えているとも言えますし、実際には困る場面はほとんどありませんでした。
- 専用アプリで、プラン変更やデータ使用量の確認が簡単
- 子どもの利用状況もアプリで把握しやすい
- 困ったときはチャットサポートも利用可能
店舗対応がなくても、アプリとオンラインサポートで十分カバーできます。
私自身もこれまでサポートに不満を感じたことはありませんでした。
キャンペーンがない
日本通信SIMでは、「○ヶ月無料!」や「○○ポイント還元」といった期間限定のキャンペーンは実施していません。
その代わり、いつ申し込んでも月額290円からという、ずっと変わらずお得な料金設計になっています。
契約時の初期費用を抑えたい方は、Amazonや楽天市場で販売されている「スターターパック」の利用がおすすめです。
- Web申込:初期手数料 3,300円
- スターターパック経由:初期手数料ゼロ(パック代のみ)
パック価格は時期によって変動しますが、私は2,600円で購入できました。

多くの場合は3,300円未満で購入できてお得です。
未成年は契約不可、親の名義で契約を
日本通信SIMでは、未成年者本人での契約はできません。
子ども用に使う場合でも、保護者名義で契約する必要があります。
- 1契約者あたり最大5回線まで契約可能
- 兄弟がいても1人の名義でまとめて契約可能
未成年者本人の契約はできないので、保護者の名義で契約しましょう。
スマホ本体は自分で用意(SIMカードのみ契約)
日本通信SIMは端末販売を行っていません。そのため、スマホ本体は自分で用意する必要があります。
主な用意の仕方は以下のとおり
- おさがりスマホを使う
- 楽天市場やフリマアプリでSIMフリー端末を購入

購入時には「SIMフリー」または「SIMロック解除済み」であるか確認しましょう。
日本通信SIMはこんな子ども・家庭におすすめ

日本通信SIMをおすすめする人
「スマホは最低限でOK。でも連絡手段は確保したい」そんなご家庭にぴったりです。
- スマホは待ち受け用として最低限持たせたい
- GPSで子供の居場所を確認したい
- 家にWi-Fi環境があり、大容量の通信は必要ない
- 親がスマホの利用状況や料金をしっかり管理したい
「まずは子どもに持たせてみたい」というご家庭にぴったりの格安SIMだと感じました。
日本通信SIMをおすすめしない人
すべての人に向いているわけではありません。以下のような方には不向きかもしれません。
- 店舗でのサポートを希望している
- 通信が混み合う時間帯に外で頻繁に使いたい
- 3GB程度で考えている
日本通信SIMは機能を厳選し運営しているキャリアのため、高速通信をいつでも快適に使いたいと思っている場合はLINEMOを利用しましょう。
もし「1GBでは足りないかも」という場合、追加データで対応することも可能です。
ただし、追加料金は1GBごとに220円かかります。
- 1GB:290円
- 2GB:+220円
- 3GB:+220円
- 合計730円
この金額になると、楽天モバイル(3GBまで528円〜)の方がコスパがよいかもしれません。

子どもがよく動画を見たり、外でもアプリを使う場合は楽天モバイルのほうが安心かもしれません。

まとめ|日本通信SIMは子どものスマホデビューにちょうどいい

この記事では、日本通信SIMを実際に使った感想をレビューしました。
正直なところ、どの年齢のお子さんにも使えると思いますが、特に小学生のお子さんには1GB〜3GBで十分と感じています。
シンプルな使い方で済む時期には、日本通信SIMのコスパの良さが大きな魅力です。
もちろん、成長とともに使い方が変わってきて、外での使用が増えるとプランが合わなくなることもあります。
それまではムダのないプランでしっかり見守るというのも、親としての賢い選択ではないでしょうか。
これから日本通信SIMで子どもにスマホを持たせようか迷っている方は、ぜひ私の体験が参考になればうれしいです。
失敗しない日本通信SIMの契約手順
日本通信SIMをスムーズに契約するには、事前にスターターパックを購入するのがポイントです。
手順はとってもカンタン
- 楽天市場などで「スターターパック」を購入
- 届いたパックに記載された手順から申し込み

先にスターターパックを買うと、初期費用が安くなります。
「ちょっと気になるな」と思った方は、一度スターターパックの価格を確認してみてくださいね。