【日本通信SIMレビュー】小学生でも使える?|親が使ってわかったおすすめポイントと注意点

小学生の子どもにスマホを持たせたいけれど、料金や使いすぎが心配…。
そんなふうに感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。
私自身も、子どもにスマホをもたせる前に「まずは自分で納得できる格安SIMを使ってみよう」と思い、日本通信SIMを選びました。
実際に使ってみると、細かい気になる点はあるものの、トータルで満足できるキャリアでした。
- 日本通信SIMの基本情報
- 実際に使って感じたこと
- 子どもにおすすめできる理由
- 事前に知っておきたい注意点
この記事では、親である私が日本通信SIMを使って感じたことをもとに、子どもにおすすめできる理由や注意点をわかりやすくお伝えします。

子どもにスマホを持たせる目的を考え、しっかり決めましょう。
日本通信SIMとは?

日本通信SIMって名前は聞いたことあるけど…大手キャリアと何が違うの?そんなふうに思う方も多いかもしれません。
日本通信SIMは、「ドコモの回線を借りて運営している格安SIM」です。
格安SIMの中でも機能を厳選し、価格をぐっと抑えているのが特徴です。
日本通信SIMの主な特徴は
順に解説します。
月額290円〜!格安プランが魅力
まず注目すべきは、1GBで月額290円という圧倒的な安さ。
プラン情報はこちらです。
プラン名 | 月額料金 | データ量 | 通話オプション | 通話料 | 追加データ |
合理的シンプル290プラン | 290円 | 1GB | なし | 11円/30秒 | 220円/1GB |
合理的みんなのプラン | 1,390円 | 20GB | 5分 or 70分通話付き | 同上 | 同上 |
合理的50GBプラン | 2,178円 | 50GB | 5分 or 70分通話付き | 同上 | 同上 |
機能を厳選してくれています。

無駄なく選べるのがポイントです。
ドコモ回線でエリアも安心

日本通信SIMはドコモの回線を使っているため、全国的にエリアが広く安定しています。
私自身、地方への帰省時にも問題なくつながりました。
通話品質も大手キャリアと大きな差を感じたことはありません。
契約は「スターターパック」経由がお得
契約時の初期費用を抑えたい方は、Amazonや楽天市場で販売されている「スターターパック」の利用がおすすめです。
- Web申込:初期手数料 3,300円
- スターターパック経由:手数料ゼロ(パック代のみ)
パック価格は時期によって変動しますが、私は2,600円で購入できました。多くの場合は3,300円未満で購入できてお得です。
店舗サポートはなし。でもアプリとチャットで安心

日本通信SIMには実店舗でのサポートはありません。
ですが、その分コストを抑えているとも言えますし、実際には困る場面はほとんどありませんでした。
- 専用アプリで、プラン変更やデータ使用量の確認が簡単
- 子どもの利用状況もアプリで把握しやすい
- 困ったときはチャットサポートも利用可能
店舗対応がなくても、アプリとオンラインサポートで十分カバーできます。
私自身もこれまでサポートに不満を感じたことはありませんでした。
解約金ゼロでいつでも解約OK
日本通信SIMは、最低利用期間の縛りや解約金が一切なし。
最低利用期間や契約期間の縛り、解約金、違約金はございません。
子どもが成長するにつれて使い方が変わったり、プランが合わなくなったりすることもあります。
そんなときでも、気軽に見直しや乗り換えができるのは安心ですね。
キャンペーンがなくてもずっとお得
日本通信SIMでは、「○ヶ月無料!」や「○○ポイント還元」といった期間限定のキャンペーンは実施していません。
その代わり、いつ申し込んでも月額290円からという、ずっと変わらずお得な料金設計になっています。
だからこそ、私は日本通信SIMを子どもにも使わせたいと思っています。
実際に使ってみた感想(親が使ったレポート)

日本通信SIMを使ってみて感じた、大手キャリアとの違いやメリット・気になった点をピックアップしました。
それぞれ、詳しくご紹介します。
家計の負担を抑えられる
まず感じたのは、「月々の料金負担がグッと軽くなった」ことです。
大手キャリアは、
- データ量が多すぎる
- 通信速度が必要以上に高速
- 月額料金は4,500円以上が一般的
…というように、子どもにとって「オーバースペック」なことが多く、結果として料金が高くなりがちです。
一方で日本通信SIMは
- 必要な分だけデータを選べて
- 日常使いに十分な速度で
- 月額290円から利用可能
毎月のスマホ代が大幅に下がり、家計にとっても助かっています。

格安でも「ちゃんと使える」安心感があります。
シンプルなアプリで迷わず使える
日本通信SIMのアプリは、とにかく操作がシンプルで見やすいのが特徴です。
- データ使用量の確認

- 月々の料金明細の確認
- 通話明細の確認

- プランの変更手続き
など、すべてアプリ内で完結します。
「どこから手続きするの?」と迷うことがなく、スマホ操作に慣れていない保護者の方でも安心です。

私はもう何年も店舗で手続きをしていません。
また、困ったときにはチャットサポートも利用できるので、実店舗がなくても不便は感じませんでした。
アプリで親が確認できる項目
日本通信SIMのアプリでは、子どものスマホ利用状況を保護者が手元で確認できます。
主に以下の項目がチェック可能です。
- 当月のデータ使用量
- 月々の請求金額
- 通話明細(※LINE通話は含まれません)
画面はシンプルで直感的に操作できるため、スマホ操作に不安のある保護者の方でも安心です。

迷ったときはチャットサポートも利用できます。
通信速度は時間帯に注意が必要

実際に使っていて唯一気になった点は、お昼の時間帯(12時)と夜の時間帯(18〜19時)の通信速度の低下です。
Webページの読み込みや動画の視聴にやや時間がかかることがあります。
ただし、通話には影響がなく、お昼の時間帯にかかってくることの多い保育園などからの連絡も問題なく受けられています。
実際の速度結果
実際の通信速度を計測してみました。
- メッセージの送受信:1Mbps
- ウェブサイト、SNSの閲覧:10Mbps
- 動画の視聴(標準画質):3Mbps
- 動画の視聴(高画質):5Mbps以上
下り | 7:00 | 8:00 | 10:00 | 12:00 | 13:00 | 16:00 | 17:00 | 18:00 | 19:00 | 20:00 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平日 | 33.5 | 23.6 | 62.3 | 2.68 | 66.5 | 45.6 | 64.0 | 1.35 | 2.15 | 45.3 |
土日 | 67.0 | 76.5 | 52.7 | 25.5 | 1.93 | 26.2 | 34.2 | 17.9 | 67.7 | 51.2 |

小学生の利用で、夕方の連絡用が中心ならしっかり使えます。
親の私が実際に使ってみたところ、コスパと使いやすさに大満足でした。
通信速度の注意はあるものの、子ども用として考えれば十分な性能です。
子どもにおすすめできる理由

実際に使ってみて、「これなら子どもにも安心して持たせられる」と感じたポイントをご紹介します。
ひとつずつ見ていきましょう。
使いすぎを防げる安心設計
日本通信SIMは、データを使いすぎる心配が少ない設計になっています。
たとえば「合理的シンプル290プラン」は、1GBを超えると自動的に速度制限がかかるため、追加料金は発生しません。
YouTubeの見すぎやSNSの使いすぎなどを防ぐことができます。
基準データ量を設定して使いすぎを防げる
アプリ上で「基準データ量」を設定できる機能があります。「毎月3GB以内に抑えたい」といった目安を明確にして管理しやすくなっています。

使い放題じゃないからこそ、「使いすぎ防止」にちょうどいい。
解約金なしだから気軽に始められる
「使ってみたけど合わなかったらどうしよう…」と不安な方も多いかと思います。
日本通信SIMは解約金・違約金が一切かからないので、始めやすいです。
子どもの成長とともに使い方が変わることも考えると、柔軟に乗り換えられるのは大きな安心材料です。
結論
- 必要な分だけ使える=使いすぎ防止
- 保護者が見守れる=安心
- 解約も自由=始めやすい
こうした点から、「まずは子どもに持たせてみたい」というご家庭にぴったりの格安SIMだと感じました。
実際に使ってわかった注意点(母目線のレポート)

日本通信SIMはコスパに優れたサービスですが、実際に使ってみて気づいた注意点もあります。子どもに使わせる前にチェックしておきたいポイントをまとめました。
1GBプランでは通話料が別途必要
日本通信SIMの1GBプランには、無料通話オプションがついていません。
LINEではなく、電話番号で発信した場合は通話料が発生します。
通話料は11円/30秒と大手キャリアの約半額ですが、長電話になると負担が大きくなるので注意が必要です。

5分以内の通話が多い場合は、「みんなのプラン」や「50GBプラン」のほうがおすすめです。
1GBプランではWi-Fi環境がほぼ必須
「月額290円」でおさえるには、Wi-Fi環境が整っていることが前提になります。
動画の視聴やアプリのダウンロードをモバイル回線で行うと、あっという間に1GBを超えてしまいます。
- 動画視聴:2〜3時間程度で上限に到達
- 家のWi-Fi中心の利用で問題なし
外出先での利用が多い場合や、データ消費が心配な使い方には向きません。
未成年は契約不可、親の名義で契約を
日本通信SIMでは、未成年者本人での契約はできません。
子ども用に使う場合でも、保護者名義で契約する必要があります。
- 1契約者あたり最大5回線まで契約可能
- 兄弟がいても1人の名義でまとめて契約可能

名義が同じでも、SIMカードは別々に利用できます。
スマホ本体は自分で用意(SIMカードのみ契約)
日本通信SIMは端末販売を行っていません。
そのため、スマホ本体は自分で用意する必要があります。
用意の仕方は以下のとおり
- おさがりスマホを使う
- 楽天市場やフリマアプリでSIMフリー端末を購入

購入時には「SIMフリー」または「SIMロック解除済み」であるか確認しましょう。
データ量が3GB以上なら楽天モバイルが同価格帯
もし「1GBでは足りないかも」という場合、追加データで対応することも可能です。
ただし、追加料金は1GBごとに220円かかります。
- 1GB:290円
- 2GB:+220円
- 3GB:+220円
- 合計730円
この金額になると、楽天モバイル(3GBまで528円〜)とほぼ同じ価格帯になります。

子どもがよく動画を見たり、外でもアプリを使う場合は楽天モバイルのほうが安心かもしれません。

まとめ|日本通信SIMは子どものスマホデビューにちょうどいい
この記事では、日本通信SIMを実際に使った感想をレビューしました。
正直なところ、どの年齢のお子さんにも使えると思いますが、特に小学校低学年のお子さんには1GBで十分と感じています。
シンプルな使い方で済む時期には、日本通信SIMのコスパの良さが大きな魅力です。
もちろん、成長とともに使い方が変わってくれば、通信量が増える日も来るかもしれません。
でも、それまではムダのないプランでしっかり見守るというのも、親としての賢い選択ではないでしょうか。
これから日本通信SIMで子どもにスマホを持たせようか迷っている方は、ぜひ私の体験が参考になればうれしいです。
失敗しない日本通信SIMの契約手順
日本通信SIMをスムーズに契約するには、事前にスターターパックを購入するのがポイントです。
手順はとってもカンタン
- 楽天市場などで「スターターパック」を購入
- 届いたパックに記載された手順から申し込み

先にスターターパックを買うと、初期費用が安くなります。
「ちょっと気になるな」と思った方は、一度スターターパックの価格を確認してみてくださいね。