スマホママ
スマホママ
Profile
当サイトを運営している「スマホママ」です。
✔元携帯ショップ店員 ✔FP資格保有 ✔3児の母 ✔格安SIM歴10年以上
「子どもにぴったりのSIM選び 」をテーマに、親目線での情報を発信中。 私の体験が、少しでもお役に立てば嬉しいです。
ご質問やレビュー依頼はお気軽にお問い合わせください。
プロフィールを読む
日本通信SIM

【実体験あり】日本通信SIMのデメリットとは?子どもが使う場合に知っておきたい注意点

【実体験あり】日本通信SIMのデメリットとは?子どもが使う場合に知っておきたい注意点
mmm.lysmzslt4
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事では日本通信SIMのデメリットや注意点について、実際の使用感も交えてお話します。

ママ・パパ代表
ママ・パパ代表

とにかく安いらしいけど、子ども用として大丈夫?

ママ・パパ代表
ママ・パパ代表

速度が遅いって本当?

そんな疑問を持っている方に向けた内容です。

ネット上には

「思ったより速度が遅い」といったネガティブな声もあれば、

「コスパ最強」と評価する声もあり、口コミはさまざま。

気になった私は実際に使ってみました。

実際に使っている方の口コミ・評判と合わせて私自身が使って残念だったポイントを紹介します。

今回は、子ども用に格安SIMを検討している保護者の方に向けて、親目線で感じた注意点もしっかり解説します。

契約を迷っている方にとって、「こんなはずじゃなかった」を防ぐための判断材料になればうれしいです。

子どもが使う場合に注意したい|日本通信SIMのデメリット

子どもが使う場合に注意したい|日本通信SIMのデメリット

まずは、デメリットを紹介します。

日本通信SIMに限らずですが、格安SIMは必要な機能に絞ってサービスを提供しているのが特徴です。

そのため、子どもにスマホを持たせる場合「何を重視するのか」で向き・不向きが分かれます。

スマホママ
スマホママ

何を重視するのかをイメージしながらチェックしてみてください。

日本通信SIMは、以下のようなデメリットがあります。

 未成年の契約ができない
 家族割やシェア機能がない
 月末締めではないので管理がややこしい
 MNP予約番号の発行に時間がかかる
 スマホ端末の販売がない
 契約・サポートはオンラインのみ
 初期手数料がかかる
 混雑する時間帯は速度が大きく低下する
 使い方次第では他社の方が安い場合もある
 データ繰り越しができない

実際に使って感じたことも交えながら、それぞれのデメリットと補足ポイントをどんどん紹介していきます。

未成年の契約ができない

日本通信SIMでは、未成年者名義での契約はできません。

お子さんにスマホを持たせる場合は、保護者名義で申し込む必要があります。

また、将来的に「子ども名義に変更したい」と考えることがあるかもしれませんが、日本通信SIMでは名義変更の手続きができません。そのため、契約を子どもに引き継ぐには、一度解約して新たに契約し直す必要があります。

スマホママ
スマホママ

子どもが成長して名義変更を希望する可能性があるご家庭では、注意が必要なポイントです。

家族割やシェア機能がない

日本通信SIMには、家族割やシェア機能がありません。

最近の格安SIMでは、家族でまとめて契約することで割引が受けられる「家族割」やデータ容量を家族で分け合える「シェア機能」があるところも増えています。

ただし、日本通信SIMは1GB290円〜の圧倒的な低価格プランのため、家族割がなくても維持費を抑えることができます。

つまり、

  • 保護者の方とは別キャリアで子どもだけ契約したい場合
  • 兄弟2人分を日本通信SIMで契約したい場合

といったケースでも、割引がなくても十分お得に使えます。

一方で、家族全体でまとめて契約し、さらにムダなく使いたい場合は、家族割や、シェア機能のある格安SIMも検討してみましょう。

たとえば、

家族全体でプラン管理をしたい方には、シェア対応キャリアが便利です。

月末締めじゃないからややこしい

日本通信SIMでは開通日=課金開始日となります。

たとえば、月の途中で契約しても、初月は日割りにならず、まるまる1ヶ月分の料金が請求されます。

スマホママ
スマホママ

この仕組みは解約するタイミングでも注意が必要です。

「契約した日」がそのまま請求に直結するため、他社のような月末締め、月初開始をイメージしていると少しややこしく感じるかもしれません。

MNP予約番号の発行に時間がかかる

日本通信SIMでは、MNP予約番号の発行に時間がかかることがあります。

私の場合、他社へワンストップ方式を選択したにも関わらず、その場で申し込みが完了せず、予約番号が発行された後に改めて申し込みし直す必要がありました。

結果的に、私の場合は1日で発行されましたが、公式サイトには「発行までに2日かかる場合があります」と記載されています。

タイミングによっては、スムーズに進まない可能性がある点は覚えておいたほうが安心です。

端末の販売がない

日本通信SIMでは、スマホ端末の販売がありません。

そのため、スマホ本体も一緒に購入したい方にとってはデメリットになります。

日本通信SIMに限らず、端末販売を行っていない格安SIMは多いため、ご家庭の状況に応じて選ぶことが大切です。

スマホ本体をすでに用意できている場合は問題ありませんが、兄弟の分も契約したいご家庭では、端末の準備が手間に感じるかもしれません。

「子どもにはお下がりスマホでいい」と思っていても、2台、3台と必要になると、全てをお下がりで用意するのは難しいこともありますよね。

スマホママ
スマホママ

そんなときは、中古のスマホ端末も一緒に購入できる格安SIMを選ぶのも一つの手です。

中古端末が購入できるおすすめの格安SIMは、「HISモバイル」か「イオンモバイル」です。

気になる方は一度チェックしてみてください。

契約・サポートがオンラインのみ

日本通信SIMには、実店舗でのサポートはありません。

オンラインでの契約に不慣れな方にとってはデメリットに感じるかもしれません。

ただ、自宅からオンラインでサクッと申し込みできる点は、忙しい保護者の方にとって大きなメリットでもあります。

たとえば、大手キャリアであれば、トラブル時には店舗でスタッフに相談できますが、

日本通信SIMの場合は以下のようになります。

  • 専用アプリから、プラン変更やデータ使用量の確認が可能
  • 困ったときは、公式サイトのチャットサポートを利用可能

実際、私も不明点がありチャットサポートに問い合わせたことがありますが、丁寧で迅速に対応してもらえたため、不便に感じたことはありませんでした。

「店舗に行かなくても、アプリとチャットで十分」と感じられる方であれば、むしろ快適に使えるはずです。

初期手数料がかかる

日本通信SIMでは、契約時に初期手数料3,300円(税込)がかかります。

最近では、オンライン契約で初期費用が無料の格安SIMも多いため、この点は「もったいない」と感じる方もいるかもしれません。

特に、日本通信SIMは月額料金が非常に安いため、なおさら初期費用が割高に見えてしまうものです。

一度きりの費用ではありますが、初期費用ゼロで始めたい方には注意点の一つになります。

初期手数料は、SIMカードでもeSIMでも同額です。

混雑する時間帯は大幅に速度が低下する

日本通信SIMに限らず、格安SIMは大手キャリアの回線を借りて提供されているため、利用が集中する時間帯には速度が大きく低下する傾向があります。

実際に日本通信SIMを利用してみて感じたのは、お昼(12時台)や夕方(18〜19時ごろ)に速度がかなり落ちることです。Web閲覧やアプリの読み込みに時間がかかるなど、体感としてもしっかり低速になっている印象でした。

スマホママ
スマホママ

通信品質を重視したいご家庭は、この点はデメリットと感じるかもしれません。

安定した通信速度を求める方には、混雑時間帯でも速度が落ちにくいLINEMOがおすすめです。一度検討してみるとよいでしょう。

また、日本通信SIMの速度や使用感については別記事でも詳しくレビューしていますので、気になる方はあわせてご覧ください。

あわせて読みたい
【日本通信SIMレビュー】子どもにも使える?|実際に使ってわかった本音と注意点を解説
【日本通信SIMレビュー】子どもにも使える?|実際に使ってわかった本音と注意点を解説

1GB以上20GB未満の使い方だと他社が安い場合も

日本通信SIMは、1GB=290円〜のプランが特徴で、月額料金の安さが大きな魅力です。

ただし、3GB〜10GB程度の使用量では、他社の方が安くなるケースもあります。

たとえば日本通信SIMで5GBで使った場合の料金は以下の通りです。

1GB:290円
2GB:+220円
3GB:+220円
4GB:+220円
5GB:+220円

→合計:1,170円(税込)

一方、IIJmioでは5GBプランが950円。

使用量が1GBでは足りないけれど、20GBまでは必要ないという方にはIIJmioのようなプランの方が向いています。

また、IIJmioでは家族割にも対応しており、家族でまとめて契約することでさらにお得になるのも魅力です。

データ繰り越しがない

日本通信SIMでは、使い切れなかったデータ容量を翌月に繰り越すことはできません。

他社の格安SIMでは「余ったデータを無駄なく翌月に使える」サービスも多いため、繰り越しがない点は、人によっては使いづらく感じるかもしれません。

とくに、お子さんのスマホで毎月の使用量にムラがある場合、「余ったデータを無駄なく使いたい」という家庭もあるでしょう。

もし、データの有効活用を重視したい方は、繰り越しに対応した格安SIMも検討してみてください。

たとえば、IIJmioは繰り越し対応かつ低容量プランも充実しているため、子ども用スマホにもぴったりです。

日本通信SIMのメリット

日本通信SIMのメリット

日本通信SIMのメリットを紹介します。

すでに、知られていることもあるかもしれませんが、特に「子どもに持たせる場合に嬉しいポイント」を中心に、実体験もふまえて解説していきます。

 圧倒的に安い
 安定のドコモ回線
 上限設定があるので安心
 契約期間の縛り・解約手数料なし
 通話明細も見られる

圧倒的に安い

日本通信SIMのいちばんの魅力は、圧倒的な低価格で利用できることです。

「まずは最低限の連絡手段を整えたい」というご家庭にとっては、試しやすくて始めやすいプランです。

この低価格が実現できる理由は、機能を必要最低限に絞って運営されているからだと思います。そのため、子どもにとっては“オーバースペックにならない”という意味でもちょうどいい選択肢になります。

たとえば…

  • GPSの位置情報確認
  • 家族とのLINEのやり取り
  • 緊急時の連絡手段

こういった“ライトな使い方”を想定しているなら、日本通信SIMはコスパ重視で選びたいご家庭にぴったりです。

安定のドコモ回線

日本通信SIMは、ドコモ回線を利用している格安SIMです。

私自身、「子どもにおすすめできるか」という視点で、自分で実際に使ってみましたが、電波で困った経験はほとんどありません。

地方に帰省した際も、通信が途切れるようなことはなく、安心して使えました。

また、お昼や夕方などの混雑時間帯でも、通話は問題なく利用できています。

上限設定があるので安心

日本通信SIMには、データの使いすぎを防ぐ「上限設定機能」があります。

専用アプリで「基準データ量」を設定することで、あらかじめ上限を決めておけるため、使いすぎを防ぐことができます。

たとえば、「毎月3GBまで」と設定しておけば、3GBを超えた段階で低速通信(=短いメッセージのやりとりができる程度の速度)」に切り替わります。

これにより、最低限の連絡手段は残しつつ、使いすぎを防ぐことができます。

また、3GBの上限設定をしても、実際の利用が2GB未満だった場合は使った分だけの請求になります。

親切な料金プランで子どもにも安心です。

契約期間の縛り・解約手数料なし

日本通信SIMには、契約期間の縛りや解約手数料はありません。

子どもの年齢や使い方に合わせて、プランの見直しや乗り換えが必要になることもあります。

そんな時に違約金がないのは大きな安心ポイントです。

「まずは使ってみたい」「使ってみて子どもに合うか試したい」という場合でも、気軽に契約できるのが、日本通信SIMの良さのひとつです。

通話明細も見られる

日本通信SIMは、請求明細とあわせて通話明細の確認が可能です。

確認できる内容は以下のとおりです

通話明細も見られる
  • 通話年月日
  • 通話開始時間
  • 相手先の電話番号
  • 通話時間
  • 通話料金

お子さんが使う場合、想定外の通話料金が発生していないかの確認に役立ちます。

スマホママ
スマホママ

「これは無料だよ、これはお金がかかるよ」と伝えても、忘れて使ってしまうこともありますよね。

リアルタイムでの明細は確認できませんが、請求確定後にまとめてチェックできます。

月に1回など、定期的にチェックしておくと安心です。

他社と比較した料金

気になる日本通信SIMの料金を、他社と比較してみます。

日本通信SIMの料金

プラン名データ容量月額料金(税込)
合理的シンプル290プラン1GB290円
合理的みんなのプラン20GB(かけ放題付)1,390円
合理的50GBプラン50GB(かけ放題付)2,178円
2025年7月時点の情報です。

HISモバイルの料金

プラン名データ容量月額料金(税込)
自由自在2.0プラン
(音声通話)
100MB280円
1GB550円
3GB770円
7GB990円
10GB1,340円
20GB(6分かけ放題付)2,090円
30GB(6分かけ放題付)2,970円
2025年7月時点の情報です。

IIJmioの料金

プラン名データ容量月額料金(税込)
ギガプラン2GB850円
5GB950円
10GB1,400円
15GB1,800円
25GB2,000円
35GB2,400円
45GB3,300円
55GB3,900円
2025年7月時点の情報です。

1GBの利用であれば、日本通信SIMが圧倒的にコスパ抜群です

「とにかく安くスマホを持たせたい」と考えるご家庭には、ぴったりの選択肢です。

一方で、3GB〜5GB程度の利用を考えている場合は、「HISモバイル」や「IIJmio」も有力候補になります。プランに柔軟性があり、子どもにも向いています。

また、「うちはどのキャリアが合っているの?」と悩んでいる方には、利用目的別の比較記事もおすすめです。

あわせて読みたい
【2025年版】小学生におすすめ格安SIM13社比較|目的別にプランをランキング
【2025年版】小学生におすすめ格安SIM13社比較|目的別にプランをランキング

日本通信SIMの損しない契約方法

日本通信SIMの損しない契約方法

日本通信SIMを損せずにお得に契約するためのポイントを紹介します。

契約はオンラインまたは、スターターパックから

日本通信SIMの契約は、基本的にオンラインのみとなります。

ですが、オンラインで直接申し込むだけでなく、「スターターパック」から申し込む方法もあります。

このスターターパックを使えば、初期手数料が無料です。

少しでも費用を抑えたい方は、スターターパック経由での申し込みがおすすめです。

手順はたったの2ステップ。

  1. スターターパックを購入
  2. 手順に沿って申し込み
スターターパックを購入

Amazonや楽天市場などで購入できます。一度、価格をチェックしてから購入すると安心です。

スターターパックから申し込み

パックが届いたら、中に記載された手順通りに申し込みを進めるだけ。

面倒な手続きは一切なく。誰でも簡単に始められます。

スマホママ
スマホママ

紙のマニュアルがあるので、見ながら進めるだけです。

日本通信SIMがおすすめの人

日本通信SIMがおすすめの人

日本通信SIMは、月額290円から使える圧倒的な安さと、必要最低限にしぼったシンプルな設計が特徴です。

そのため、以下のような方に特におすすめできます。

  • 生活に必要十分な機能があればいい人
  • 通信速度より料金重視の人

子どもの使い方に合わせて、低容量から大容量までしっかりカバーしているのが日本通信SIMの強みです。

料金も明確で、シンプルだからこそ管理がしやすく、親子で使いやすい格安SIMです。

スマホママ
スマホママ

「まずは試してみようかな」という方にも、自信を持っておすすめできます。

【結論】デメリットを把握したうえで検討しよう

【結論】デメリットを把握したうえで検討しよう

ここまで、日本通信SIMのメリット・デメリットを、実際の使用感も交えてご紹介してきました。

日本通信SIMのデメリットまとめ

 未成年の契約ができない
 家族割やシェア機能がない
 月末締めではないので管理がややこしい
 MNP予約番号の発行に時間がかかる
 スマホ端末の販売がない
 契約・サポートはオンラインのみ
 初期手数料がかかる
 混雑する時間帯は速度が大きく低下する
 使い方次第では他社の方が安い場合もある
 データ繰り越しができない

一つ一つデメリットを解説しました。ポイントを理解しておけば、日本通信SIMはコスパが良く、必要最低限の機能にしぼった使いやすいSIMとして、十分に検討する価値があります。

「これは不便かも…」と感じる点がある場合は、他の格安SIMも含めて比較検討することが大切です。

子どものスマホは、「安さ」だけでなく「使いやすさ」「管理のしやすさ」も重要です。家庭のスタイルにあったプランを選んで、安心してスマホデビューさせましょう。

公式サイトをチェックする

ABOUT ME
スマホママ
スマホママ
当サイトを運営している「スマホママ」です。
✔元携帯ショップ店員 ✔FP資格保有 ✔3児の母 ✔格安SIM歴10年以上
「子どもにぴったりのSIM選び 」をテーマに、親目線での情報を発信中。 私の体験が、少しでもお役に立てば嬉しいです。
ご質問やレビュー依頼はお気軽にお問い合わせください。
記事URLをコピーしました